[コメント] 座頭市鉄火旅(1967/日)
歌謡映画のお約束を踏まえつつ僅か90分に緻密な話を織り込む笠原良三脚本と、それを丁寧に描く安田公義演出に娯楽作品への愛情を感じる。東野英治郎のヨレヨレの意地と藤村志保の目が放つ気丈さには、確かに市を突き動かすだけの説得力があった。
(ぽんしゅう)
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