[コメント] にっぽんぱらだいす(1964/日)
同じ赤線廃止前夜を描いた作品『赤線地帯』と比べると、明るさと暗さが上手いこと同居している感じで好きだなぁ。香山美子も可愛いが、研究心旺盛な女子大生・加賀まりこが恐ろしく可愛い。親子を演じる叔父と甥・加東大介、長門裕之、益田喜頓、浦辺粂子が好演。ラスト、明るい未来などあるはずが無い彼女たちの、底抜けの明るさが逆に胸を打つ。['06.8.6下北沢シネマアートン]
(直人)
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