[コメント] 奇跡の海(1996/デンマーク=スウェーデン=仏=オランダ=ノルウェー=アイスランド)
まさにマグダラのマリア。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ずーっと、口ぽかーんと開けた状態で見ていたような気がします。
(ま、いつもの癖なので、時々ツッコミも入れていましたが)
考えてみたら、プロテスタントの人たちって、カトリック教徒に言わせると、みんな地獄に堕ちるんじゃなかったのかい?埋葬シーンでの、姉ドド(カトリン・カートリッジ)の叫びを待つまでもなく。
大体、みんな本当に自分の頭で考えているわけじゃなく、“快楽”か“損得”か“秩序”か、基準はそれぞれ違うものの、借り物みたいな既成の考え方のうち、自分にとって一番いいものを選んで、「自分の考え」として持っているだけ。それが極端すぎたベスはまあ、ああいう結果になってしまいましたが。
などと、私自身も、「地球上のどこかで既に誰かが言っているであろうこと」を、見た直後に考えました(というか、サルトルの言い分を俗っぽく言い換えているだけか)。
ベス=マグダラのマリアだと考えたら、子供たちが彼女に石をぶつけるシーンが容易に想像できてしまったのが、ちと残念ではありました。
しかし、似合わなかったなぁ、エミリー・ワトソンの商売女ファッション。結構いい体してるし(胸元は寂しいけど)、濃い化粧でそれらしくすれば妖艶になりそうなのに、過激で淫らな服装と不似合いの、おどおどした顔つき。とても男を誘っているようには思えませんでした……が、この映画においてはそれがよかったと思います。
(評価:)
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