[コメント] シャンハイ・ナイト(2003/米=英=チェコ)
この作品は、ジャッキーがそろそろアクション一本の俳優から転身を図ろうとしている作品ではないかという印象を受けた。
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『シャンハイ・ヌーン』の続編。今度は父の敵討ちのため、チョン・ウェンとロイ・オバノンのコンビがイギリスで活躍。古典コメディ映画をベースに今回は笑いを作っている。
前作でジャッキーのアクションがおとなしい書いたが、どうやらこのシリーズはジャッキーのアクションよりコメディエンヌとしての才能を重視しているらしい。
前作ではその辺があまり感じられなかったが、今回はロイ役のオーウェン・ウィルソンとのコンビネーションが取れてきたのか、ドタバタ・コメディとしてはそこそこ笑える仕上がりになっている。カンフー・アクションは完全にファン・ウォン演じるチョン・リンの方にお株を奪われている。
お笑い要素を入れようとするあまり、少々ストーリーの脱線が激しいので、やや映画がだれてしまうのが残念。今回の見どころは、ジャッキーが最後の敵ラズボーン卿との剣術勝負で完全に負けてしまう点。最後はある程度勝って決めるシーンが多いのに、こういうシーンは珍しい。
この作品は、ジャッキーがそろそろアクション一本の俳優から転身を図ろうとしている作品ではないかという印象を受けた。
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