[コメント] レイジング・ブル(1980/米)
拳闘を材とした伝記映画にあってもスコセッシの主人公は現と幻のあわいを彷徨う。リング上のこの世ならざる光景。黒白撮影の達成度は称賛に値するが、「美しい」ファイトシーンもアクション演出の不在を補償するには至らない。ロバート・デ・ニーロは俳優の資質としての「可愛げ」を決定的に欠く。
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