[コメント] とべない沈黙(1966/日)
当時、松竹のアイドル女優だった加賀まりこを「可愛く撮る」という条件をこなした上で自身の作家性を打ち出そうとしてるのが覗える。黒木和雄は晩年、何かにとり憑かれたように戦争について撮り続けるが、本作でも長崎編で既に原爆について描いていて、興味深い。ただ、中盤以降は詩的で美しいけど、ストーリーが無いから眠くなる。['07.6.20ラピュタ阿佐ヶ谷]
(直人)
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