[コメント] ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)
青色ジャケットを着て、フィアットを駆り、シケモクを吸う。とことん庶民で、人間くさいルパン。これこそ、僕の心に宿るルパンであ〜る。宮崎駿が日本映画界なんて背負ってなくて、世界に誇る巨匠でもなかったころの映画にして、同氏の最高傑作。
徳間書店の月刊アニメージュを購読していた僕（あなたも読んでたんでしょ。知ってますよ！）は、期待に胸を膨らませて埼玉県大宮市の映画館へ走ったのでした。
なんと、映画は二本立てじゃあーりませんか。サモ・ハン・キンポーの『Mr.Boo！』シリーズだったと記憶しています。ルパンはいつ出てくるんだ〜！とイライラしていたのに、いつのまにか、厨房で「ソーセージ・ヌンチャク」を振りまわすMr.Booに大笑いさせられていました。
ああ、古き良き映画の思い出。
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