[コメント] やくざ絶唱(1970/日)
川津祐介の枯れ具合に驚いた。昭和30年代半ばの彼には何とも言えないエロスがあったのだが、いったいどうしたことだろう。役柄がどうとかそういうことではなく、「枯れ」ているのだ。
大谷直子の演ずる妹は、少し前なら安田道代、もうちょっと後なら関根恵子がやりそうなもの。ちょうどその合間に大谷直子がいた、そんな感じであった。彼女は決して悪くないけれど、もうちょっとケレン味が欲しいところ。
平泉征はまだ声がしわがれておらず、しかもマッチョ(笑)
しかし、末期大映作品特有の辛気臭さはたまらんねえ。
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