[コメント] ノックアラウンド・ガイズ(2001/米)
メインキャストに女性が一人も出てこない、なかなか骨太だが、暴力的になり過ぎない、傑作。しかし、どうみても主役はバリー・ペッパーなのに、「ヴィン・ディーゼル新作」とした日本の配給会社・・・(汗)、仕方ないのか?
**ネタバレ注意**
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バリー・ペッパー・・・『グリーンマイル』の看守役、『バトルフィールド・アース』の準主役など、結構活躍しているものの、日本ではほとんど無名に近いから、ただの仲間のひとりであったヴィン・ディーゼルを「主役扱い」にしてしまうのも仕方ないのか。
しかし、「ヴィン・ディーゼル主演」というイメージだと、「武闘派アクション」のイメージが強くなってしまうが、この映画の、骨太だが、ライトでユーモアたっぷりな雰囲気は、実はセス・グリーンがひとりで作り上げている。主役四人組のなかでは、やはり一番のキャリアがあるだけの存在感があふれている。バリーとヴィンが「硬」なら、色男とセスは「軟」と、バランスがあり、暴力的になりすぎずに、でもドタバタにもなり過ぎない。
しかし、四人組の面子もさることながら、デニス・ホッパーに、さらに何とジョン・マルコビッチまで。かなり豪華なメンツがそろった。これだけのキャストの作品を「ヴィン・ディーゼル新作」でも何でもいいから、もっと大々的に取り上げないなんて、勿体無い。
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