[コメント] バティニョールおじさん(2002/仏)
空家になった隣人宅に上がりこみ、「私達の家に比べて、なんて広いの!」と驚きうらやましがる肉屋のおかみさんをみて、ちょっと考えた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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医者や、事業家や、弁護士、芸術家、学者など、プロフェッショナルな職業に従事するかたちで物語に登場するユダヤ人達は考えて見れば相当多い。そして、彼らは人にうらやまれるほど成功していたりする。 これは、ユダヤ人として、差別される彼らが、例えば、日本で言うと、被差別部落の出身であったり、在日外国人であったりするために、大変な就職差別を受けるから、技術や資格を身につけ自力でやっていく道を選ぼうと考える人が多いっていうこととまったく無関係ではないんじゃないかと。 映画のテーマとはあまり関係ないことだとは思う。
一分でも早く、逃げてくれと思わせハラハラさせながら引きずり、最後にはエドモンド、別人かと思うばかりの啖呵が興奮を最高に盛り上げる。 農場へ捜索にやってきた軍人達をあしらう女主人イレーネのかっこよさ。もちろん軍人の中にも協力者が...。 「法律は知ってるな」。 でも、不服従するんだ。 みんなやってきたことなんだ。命がけでね。だからアタシも不服従でいこうっと。
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