[コメント] リロ&スティッチ(2002/米)
核や細菌兵器を持っているかもしれない、孤立した国家をその危険性を盾に、過剰に攻め回し、国家の在りようを全て悔い改めるのであれば、自分たちの保護下において飼い殺ししてあげますよ〜、っていうプロバガンダ映画です。
家を食い荒らす白蟻の様に植民地化したハワイの素敵な風景とともに
私たちに迎合すると、文化の根底から変えて差し上げますよ〜、と言って
いるのですね。
移民してきたアメリカ人をハワイの人は歓迎したそうです。 暮らしにくい
環境だろうからと、進んで彼らの住みやすいように色々と考え、ここで
暮らしていくすべも教えたそうです。
そういった現地の人の助力で、人並みに暮らせるようになったアメリカ人は
お決まりのように、そこを彼らの世界にしようとします。
最初からあった現地の文化、政治、宗教を破壊し始めます。
暴力、脅迫、圧力・・・。たくさんの人が死にました。
当時の政治の長にあった女性につめよります。争いの上での征服か
無条件の降伏か、と。これ以上の人々の死を望まない彼女は後者を選びま
す。そしてそのときに作った歌が、
この作品の劇中にある「アロハオエ〜」です。
たくさんの人が死んで、またこれから「ハワイ」という愛した
国も滅び変わっていくのだろうけど・・「また会いましょう・・
この土地で・・・」と歌ったのです。
そんな歌をこのような作品の中で使うなんて、さすがディズニーですね!
なんでもやったもん勝ち、みたいに自分たちに都合よく捏造しちゃいます。
自ら金儲けのために、第二次世界大戦中にディズニーキャラのアニメで
戦意高揚映画を率先して製作しただけのことはあります。
おなじみのディズニーキャラは戦争が大好きなんですね、実は!
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