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[コメント] さびしんぼう(1985/日)

何歳ぐらいで初めて見たかによって随分評価が分かれそう。僕は大学の時に見て、本当によかったと思っている。
高円寺までダッシュ

実は公開時(高校時代には全く見る気がしませんでした。その原因は広告にも使われていた「さびしんぼう」の格好&メイク。その上あの説明しにくいストーリーでは、公開時にちゃんと映画館で見た人の気が知れません(笑)。

大学2年の頃、友達に無理矢理見せられました。感動。高校までは真面目だった僕がちょうど女関係にスレだしていた頃だったので(笑)、主人公との時間差がかえって良い方向に働いたようです。

確かに「単純化された人物描写」や「80年代的ノリへの恥ずかしさ」「やっぱり変な格好&メイク」など目に付くところもありますが、その時はそんなことは問題ではありませんでした。大人になっていく自分の中に少年的恋愛観がやはり強く残っていることを発見し、大いに感動できたことを嬉しく思います。きっと高校の時見ても、また大人になりすぎてから見ても、この映画にこれほどの思いは得られなかったでしょう。

PS.「別れの曲」を聴くと、今でも当時の感動(今なら郷愁も含む)が蘇ります。音楽の効果って凄いですよね。

(評価:★5)

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