[コメント] 乳母車(1956/日)
若いゆみ子(芦川)と宗雄(裕次郎)の頭でっかちな未来主義が、厳然たる現実に戸惑いながらも戦前的価値を撹乱し、妻(山根寿子)と愛人(新珠)が若い二人の理屈を飛び越えて一気に飛翔するさまが面白い。残された夫(宇野)の視線は為すすべなく虚空を泳ぐ。
(ぽんしゅう)
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