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乳母車 (1956/)

[Drama]
製作高木雅行
監督田坂具隆
脚本沢村勉
原作石坂洋次郎
撮影伊佐山三郎
美術木村威夫
音楽斎藤一郎
出演宇野重吉 / 山根寿子 / 芦川いづみ / 新珠三千代 / 石原裕次郎 / 森教子 / 杉幸彦 / 青山恭二 / 中原早苗 / 須藤孝
あらすじゆみ子(芦川いづみ)は父(宇野重吉)に愛人があると聞かされる。鎌倉の家に帰った彼女は悩み、芸事に余念のない母(山根寿子)に相談することにした。だが彼女は微動だにせず、そんな話は知っていると言い放つのだった。母に腹を立てたゆみ子は、その女・とも子(新珠三千代)の家を訪ねる。とも子の弟の宗雄(石原裕次郎)に出会ったゆみ子は、彼が殴ろうと思っていたゆみ子の父の愛情を理解したと聞く。そして帰ってきたとも子に会ったゆみ子は、彼女と父のあいだに赤ん坊があり、幸福であることを知るのだった。そんなある日、子守中に寺で居眠りしていた宗雄の傍らにあった乳母車を、ゆみ子は悪戯で連れ出す。〔110分/カラー/スタンダード〕 (水那岐)[投票]
Comments
全3 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4石坂洋次郎原作の日活青春映画には苦手なものが多いが、これは清涼感があっていいな。[フィルムセンター] [review] (Yasu)[投票]
★3若いゆみ子(芦川)と宗雄(裕次郎)の頭でっかちな未来主義が、厳然たる現実に戸惑いながらも戦前的価値を撹乱し、妻(山根寿子)と愛人(新珠)が若い二人の理屈を飛び越えて一気に飛翔するさまが面白い。残された夫(宇野)の視線は為すすべなく虚空を泳ぐ。 (ぽんしゅう)[投票]
★3日本人の恋愛感の推移に伴う悲喜劇。妾を理解する娘と、家族のためにそれを認めざるを得ない母。この異常と見える親子関係が、かつては当然のものだった事実に、自分としては違和感を禁じえない。 [review] (水那岐)[投票]
Ratings
5点0人
4点5人*****
3点4人****
2点0人
1点0人
9人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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