[コメント] 乳母車(1956/日) - 更新順 (1/1) -
若いゆみ子(芦川)と宗雄(裕次郎)の頭でっかちな未来主義が、厳然たる現実に戸惑いながらも戦前的価値を撹乱し、妻(山根寿子)と愛人(新珠)が若い二人の理屈を飛び越えて一気に飛翔するさまが面白い。残された夫(宇野)の視線は為すすべなく虚空を泳ぐ。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
日本人の恋愛感の推移に伴う悲喜劇。妾を理解する娘と、家族のためにそれを認めざるを得ない母。この異常と見える親子関係が、かつては当然のものだった事実に、自分としては違和感を禁じえない。 [review] (水那岐) | [投票] | |
石坂洋次郎原作の日活青春映画には苦手なものが多いが、これは清涼感があっていいな。[フィルムセンター] [review] (Yasu) | [投票] |