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[コメント] 小さな中国のお針子(2002/仏=中国)

思想文学は毒(危険)と考え禁止した文化大革命はある意味正しい。でも禁止したからといって毒素が薄れるわけでなく、かえって濃縮されてしまう。思想に触れることは刺激が強いと自由を失うことにもなる。そんな文革を若者3人の恋心と共に描いた作品。
スパルタのキツネ

思想に刺激された若者が自由を失うのは、自由って追えば追うほど遠のいていくものだから。それを若さとも言うのだけれど・・・。

あと、バルザックはともかく、同じ共産圏のドストエフスキーも禁書の対象だったのに新鮮な驚きを感じた。でも納得。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)リア トシ[*]

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