[コメント] 小さな中国のお針子(2002/仏=中国)
決して劇的ではないが、3人の前におとずれる出来事に、こちらまで引き込まれる。だけに描写の薄さが気にかかる。↓
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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1.バルザックの引用ーとくに生き生きとした女性たちの描写がもう少しあれば、お針子の旅立ちも更に説得力が増したはず。
2.たまたま訪れた村の行事。再教育のときにこの描写があったら、彼女の名前があったなかったに関わらず、もっと叙情的な描写になったはず。
3.場面展開の唐突さにはガツンとやられました。とくに「現代」になったところ。丁寧ではないが、逆に引き込まれたのも事実。
こう感じるのは国民性の違いか。すばらしい自然とすばらしいお針子だが、 文革の彼地にいなくてよかったと、胸を撫で下ろしました。
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