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[コメント] 蕨野行〈わらびのこう〉(2003/日)

「おばばよい、・・・ありつるか」、「ヌイよい、・・・したらよい」と淡々と繰り返される姑(市原悦子)と嫁(清水美那)の疎通が切ない。唄のようで、詩のようでもあり、呪文のようでもある。まさに、この世とあの世を行き来する心情の言霊のようだ。
(★3 ぽんしゅう)

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