[コメント] 食神(1996/香港)
笑いすぎて兄弟で悶絶@ちん・こん・ドーン
ものすごく、マンガチックで、展開も登場キャラたちもはっきりしてて、見てて楽しい。『少林サッカー』を先に(というか、あれを見たから)見たのだが、チャウ・シンチーの基本路線のノリは昔から、コレだったのか!と判る。女は整形が命!……違うか?
そんな料理マンガくさい臭いと味を持つ映画で非常に楽しかったんだが、その元ネタであろう料理対決マンガって実は嫌い。マンガ好きで各誌いろいろ読んではいるが、料理ハウツー物、料理対決物、これらはほとんど読まない(読んでも楽しい訳ではない)。それなのに、このマンガチックな料理対決は楽しかった。なぜに、マンガの料理物は嫌いで、こっちはOKなのかを、考えてみた。
で、簡単に結論。主人公が、決して「いい人」ってわけじゃないのがポイントだな。図にのると、とことん図に乗るし、いくら気がよくって相性バツグンでも顔がダメならパスだし(で、整形すればOK)、この人間くさい所がグーだ。案外、この『食神』をマンガにしたら、さぞキテレツなものが出来そうで面白そう……ちょっと少林寺にいく下りが半年ぐらい連載でやったりして訳わからんくなりそうでもあるが(喩えば「コータローまかり通る」)。
料理が美味しそうに見えないのはマンガも映画も一緒だったのは余談か?でも、中華は見た目じゃないよ、アジあるよ!と言いたい。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (5 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。