何なの、あのオチは！と言いつつ、何かの折に思い出しそうです。先々の人生で、運行中のオリエント急行から閉め出されることがあったら、きっと思い出すでしょう。

ヒューゴ・スピアーは、『フル・モンティ』の時と同じく始終ニヤついていましたが、今度の役の方が、何考えてるか読めるニヤニヤだったので、安心してみていられました。フランス語もお見事（吹替えだったりして）。

ただ、みんながバルニーに惹かれる理由が、どうしても理解できませんでした。口でいかにも説明的に説明されても、「そうか？」と思うだけ。あんな最低男が魅力的な男女３人から愛されるなんて、何だか許せません。