[コメント] 藍色夏恋(2002/台湾=仏)
始まって5分でこの監督は良い「映画の視線」を持っていると感じ、30分で主人公の二人が「映画の天使」に見え始め、観終わってこの作品が「映画の神様」に祝福された一本だと知る。
特にグイ・ルンメイが素晴らしい。
多くの人にとってはアウトになっても不思議ではないほどギリギリなバランスで成り立っている奇跡的な映画。
個人的な好みで言えば、ラストカットは自転車で走る二人を横から捉えたドリーショットのまま黒落ちさせて欲しかったが…
この監督が次作でもこの奇跡を起こせるかどうかは未知数。
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