[コメント] サイボーグ009 超銀河伝説(1980/日)
脚本協力をしているアメリカ人ジェフ・シーガルがとんだ食わせ物。お陰で008はライトになったが作品自体の内容も軽薄になった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最悪の変更は004の自爆。しかも彼は宇宙意志によって生身のアルベルト・ハインリヒとして復活し、その上にサイボーグとしての再改造を求める。…絶句。
009を知らない人が映画をつくると、こんな事になるのである。
ちなみにジェフ・シーガル、『ウルトラマンUSA』に脚本を書いたが「どうにも面白くない」と上層部に採用されなかった男であるとか。日本では誰も知らないだろうと思ってか、『スターウォーズ』にも参加したとホラを吹きまくって日本のアニメ界に名を売ろうとした、言ってみれば山師。ルーカス・フィルムに彼の名を知る者は当然ながら誰もいないそうだ。それでも未だにシーガルの虚名の裏の素顔を知らない日本人もいるようで、この映画のタイトルで検索してみると「あの『スターウォーズ』のジェフ・シーガルが参加した作品」なんて煽り文句に出逢える。だまされる方もだまされる方だと言わざるを得ない。
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