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[コメント] 怪人マブゼ博士(1933/独)

ラングらしさが一杯の傑作。そしてどんな形であれ、マブゼという名は残るだろう。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この作品にはラングの得意なサスペンスストーリー、心理描写もふんだんにあり、またいつも出てくるのでラング本人も好きなのであろうが、と言っても取り立てて上手いという程でもない恋愛描写もある。

数々のネタ、トリックは後世の手本になった。

しかし最高の功績は、マブゼという殺人鬼の創造であろう。私にはあのレクター博士(羊たちの沈黙)もその派生のような気がしている。“災害への嗜好”“恐怖や衝撃への偏愛”→そして猟奇。数々の狂った天才殺人鬼は近年よくTV、映画に出てくるが、皆なここから出ているのではないかと思う。

(評価:★5)

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