[コメント] シェラマドレの決闘(1966/米)
本作は米製のマカロニウェスターンだ。「荒野の用心棒(64)」より2年、マカロニの隆盛期にあって真似をしまくった、いや採り入れまくっている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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音楽はギターとトランペット。舞台はメキシコ国境地。撮影は、突然の人の顔、目のアップアップ(といっても遠景はより美しい)。悪役は地方の冷酷非情な金持ち権力者。主人公が最初の段階で大いに痛め付けられる(ちょっと甘いけど)等々。
当時もう大物のマーロン・ブランドと脇役専門のジョン・サクソンを起用。ジョンは米西部劇では珍しい冷酷非情でエキセントリックな悪役を演じた。
マズいのは、悪者の家がメディナ家と言いながらその大きな館が出て来ない(チンケな穴倉酒場で代用した)ことと、作品を特徴づけるのが、サソリの腕相撲と光の反射とアパルーサではちとさみしい。
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