[コメント] 緋牡丹博徒 二代目襲名(1969/日)
さすがに原作が文学家火野葦平で、あの時代の川筋者と陸人足の争いをうまく使っている。物語はやや平坦気味。ポイントは二代目襲名式になるが、それとは別に、高倉がいい。
高倉は伊達じゃなく、ある意味軽い普通のやくざ者という感じがよく出ていた。どうしてもカッコよくなる鶴田、すぐに何かしたがる文太ではこの味は出せない。
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