[コメント] 大いなる男たち(1969/米)
損得勘定なしで行動する男たちの心意気! 南北戦争後の北軍と南軍の“和解”を、内紛中のメキシコを舞台に描いているところがユニーク。
不戦主義者は北軍と南軍の双方から軽蔑される。お約束というべきか、お祭り騒ぎの殴り合いで深まる友情。色んな意味でアメリカ人らしさが垣間見れる作品。
砂煙を上げて進む大量の馬の群れは圧巻。馬上アクションや魅力的な脇役キャラなど、アンドリュー・V・マクラグレンの手際良い演出は全盛期のジョン・フォード作品を彷彿させる。ジョン・ウェインの片腕である部下を演じるベン・ジョンソンが結構おいしい役柄。
北軍兵士、南軍兵士と共に、インディアン(チェロキー族)が仲間として行動しているところが新鮮。白人娘とインディアン青年の恋愛を描いているところが、1969年という時代を感じさせる。その娘に横恋慕する南軍兵士役を、若き日々のジャン・マイケル・ビンセントが演じていたりする。
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