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[コメント] 真人間(1938/米)

重いテーマをしかつめらしい装いにせず、喜劇調のタッチに仕上げた点、フリッツ・ラングにとっては異色の作品。しかしながら、収監の恐怖が描かれるシーンは「追いかけられる」というラング的動機の変奏に受けとめられるし、監獄のショットがどこかドイツ表現主義の匂いがする。ラングの刻印は紛れも無い。
(★3 ジェリー)

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