[コメント] 紅の流れ星(1967/日)
気分はすっかりJ=P・ベルモンド!こんな軟派で饒舌な渡哲也を初めて見た。 裸でベットに待つルリ子の誘惑を振り切って部屋を出る、五郎の物惜しげな表情が可笑しい。
ぬーべるばーぐ・イン・神戸。 帽子を前に深く被って煙草を咥えた渡哲也が、浅丘ルリ子と寝るために必死に口説きまくる映画。
台詞の数々も日本映画とは思えぬほどキザでシャレててユニークなのだが、ホテルの内装デザインといった美術セットもポップアートな感覚に溢れていて素晴らしい。
かる〜い渡哲也も新鮮だったが、もっと衝撃的だったのが“キー坊”こと杉良太郎。尊敬する渡アニキに健気に尽くす、関西弁まるだしの杉サマにはブッたまげたね。
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