[コメント] ガラスのうさぎ(1979/日)
余りにも酷い戦争の現実。少年少女にこそ観てもらいたい内容。☆4.2点。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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原作も同世代の少年少女にこそ読んでもらいたい(原作者の高木敏子さんは1932年生まれで東京大空襲の時は12歳)。二宮駅空襲(8月5日)後、父の遺体の面倒を自分がみるしかない現実。昨年は関東大震災100年だったので当時の記録も幾つか読んだが、やるしかない現実のなんと過酷な事か。
「問題の」入浴シーンは集団観賞ではとても気恥ずかしかった記憶があるが、歳を取ってみると、本来そこに居るべき父母の不在を強調する上で或る程度の意味(必要性)はあったのではないか、とも思える。
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