[コメント] 私をスキーに連れてって(1987/日)
挑発的なバブリーネタを期待すると存外地味。いい戯画は、厚かましさが懐かしい布施博がオペしながらナンパの電話しているショットぐらい。筋は加山雄三や橋幸夫のスキー映画と大差ない。レーザープリンタの暗騒音が印象的。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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製作フジテレビと小学館。松任谷由実。上等なロッジ、志賀高原、プリンスホテル、万座温泉。20代とは思えぬ化粧。シンセの劇伴。スキーブランドの売り込みなんてネタはマスムラ好み。
しかしこのようなバブリー意匠は意匠に留まり、本筋は素朴なふたり。軽薄な男女に混じったスキー好きの三上と友達に付き合っただけの原田知世、東京での余りにも偶然の再会。ただ、素朴なふたりに好感を持つには大企業勤めで片や秘書課のお嬢の肩書きは重かった。
後半は知能指数低すぎで判りやす過ぎ。志賀から万座へ夜に電灯担いで滑る図は『八つ墓村』を彷彿とさせる。脇役の女子ふたりが活躍したというオチがちょっといい。
青大将役が竹中直人という巡り合わせも面白い。主役ふたりが偶然リフトで隣り合わせるショットがヒッチコックばりによく撮れていた。スキーの撮影はCFのノウハウなんだろう。
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