[コメント] シービスケット(2003/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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結果を知っていたはずのウォーアドミラルとのマッチレースのシーンで不覚にも涙腺が緩んでしまった。こんなことはトウカイテイオーの有馬記念を見た時以来のことでした。
実話が題材とはいえ、ウォーアドミラルが大型馬として登場する(現実には彼も小柄な体で重い斤量を背負って連勝を重ねた頑張り屋さんなのです)など、ご都合主義的ないかにもハリウッドらしい脚色が多少気になるものの、やっぱ「ええ話」なのです。
物分かり良すぎるジェフ・ブリッジスもちゃんと馬に愛情を持ってるクリスクーパーも、「アイスマン」ゲイリー・スティーヴンスもみんな「ええ男」なのです。
個人的に一番感激したのは本物の世界のトップジョッキーであるゲイリー・スティーヴンス。ゴールデンフェザント(だったと思う)でメジロマックイーンを破ってジャパンカップを勝ったこともある彼ですが、知らない人が見たら普通に役者さんに見えてしまうんじゃないかと思うほど自然でした。馬を操るその姿も、やっぱ本職は違う!って感心しきり。
本職といえば。ウォーアドミラルの騎手役でクリス・マッキャロンも出ているみたいですね。顔わからなかったですが・・・本作品ではレースデザインとして名を連ねてレースシーンの監修を務めた彼もまた、引退はしてしまいましたが元々世界のトップジョッキー。ペイザバトラーでオグリキャップを破ってジャパンカップに勝ったこともありました。
※参考までに
↓ネットで見つけた現役時代のシービスケットの画像です。
http://www.pbs.org/wgbh/amex/seabiscuit/gallery/gal_seabiscuit_10.html
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