[コメント] トエンティマン・ブラザーズ(2002/英=豪)
明確な目標を持たない、行き当たりばったりな金庫破り珍道中。最後まで何が言いたいのかわからんけど、あの3兄弟の平和っぷりを観ていると心が和む…。意志を曲げない真っ直ぐな性格は間違いなく面白い。ただ、総合的には★2が限界だ…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それはなぜか!…そうです、全編通して「あそこが面白い」だとか「ここがダメ」とか…それさえも思いつかん映画だからです。のほほんってしすぎ!
どうしてもガイ・ピアース中心になってしまうが、次男と三男も見応えはあった。そこは唯一評価できる点。カウンセラーと恋に落ちたり、気象予報士(だっけ?)と共鳴しちゃったり…。映画の筋とは離れているんだろうけど、3兄弟の姿を描くのにはもってこいの展開。(ただ、どれも中途半端なのはよろしくない。特にカウンセラーは後に登場してもおかしくないはずだった)。
金庫破りにスリルは無い。無いどころかフランクの雇われ人のバカっぷりばかりが露呈し、「え?何してんの?」を連発してしまったぞ。3人がひたすら逃げて、マルが女性に出会うところが面白さのピーク。もっと、あの気象予報士を生かさないと。すごーく勿体無いような。
ラストも納得は出来るが、キャロルのいまいち意味不明なキャラクターに同情できず。再会までの6ヶ月も何かと大袈裟だし、3兄弟が満足(?)そうにレストランを経営しているのも理解できず。
「お金」の為に再出発する様は(無駄に)格好良いんだよな…。う〜む…。
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