[コメント] 赤い部屋の恋人(2001/米)
ひさびさの嫌味(わりと好き)。女のリアルは流行っているらしい。でも、どうして「それ」を一度は映しておきながら、主人公のは映さないのか…。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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エロス炸裂だし、かなりの露出度なのだが、どうせ主人公のまでは映す気がないのだったら、最初から映さなきゃよかったのに。
こんな、ささいなところに嫌悪感を抱きました。
オルガズム神話に正面から取り組んだそのココロイキは買うけれども、感じきれないこの距離感。けっきょく、「それ」を他人と共有することなど不可能でしょう?
絶望的に遠く離れたところにある物語は、こちらに近寄ることができない。
ここで苦悩する青年はあまりにも未熟。せめて、もう少し「大人」として苦悩してくれれば、それなりに物語がはじまったのかもしれないが。
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