[コメント] ビデオドローム(1983/カナダ)
サイバー・パンクの古典。ビデオ・カセットとブラウン管の時代ならではのアナログな妄想は、デジタル世代には却って新鮮かもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジェームズ・ウッズやデボラ・ハリーという陰影の深い俳優も、なんともアナログ的で名状しがたい魅力がある。
このフィルムからの四半世紀は、当時の、サイバー・メディア時代には孤独感に代って暴力衝動や性衝動がメディアとなる、という予言通りの展開だったけれど、それは映画よりももっとアクティヴなゲームの方で発展していった。
そうした意味では時代を感じるが、これが今でも古典として通用するのは、妄想と現実というテーマの扱い、感覚と認識と身体性のボーダーレスな感覚故だと思う。
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