[コメント] みかへりの塔(1941/日)
不良少年の更生物語には秀作が多いが、これも同様。作り手の意気込みが作品に表れるからか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
・笠智衆 扮する草間先生が言う、「刑務所に入るような落伍者を出してもこの仕事は無駄だとは思わない」−今なら落伍者を出したらマスコミが叩き存続は難しいだろうね。「この仕事はね一生続くのだ。一生も二生も続くかもしれない」−とにかく私がこの職席にいる間は・・・なんて考えが蔓延しているね、昨今は。私も大きな顔は出来ないが。
・こんな良い歌詞だとは知らなかった「蛍の光」の2番。(いまさら何をと皆さんに笑われそうだが)借りたDVDに日本語字幕がありよく分かった。(注は筆者)
止まるも行くも 限りとて 互に(*1)思う 千蔓(*2)の 心の端(ハシ)を 一言(ヒトコト)に 幸く(*3)と許(バカ)りに 歌うなり
*1:「かたみに」と読む。意味は互いに。 *2:「ちよろず」と読ましている。本当は千萬(万)と書く。蔓も音はマンで訓は(草の)つるの事。音で掛けている。 *3:「さきく」と読み古語。幸福にという意。
筆者の勝手な意訳を記す。 いつまでもここに居たいが、それも限りあること。お互いに想いは幾千幾万のつる草のように浮かんでくるが一言だけいうなら、幸せにとのみそれだけを伝えたい。
4点にしようと思ったが、上の曲をバックに主人公多美子がさよならと本当に明るく手を振るのを見て、5点にする。
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。