[コメント] たまゆらの女〈ひと〉(2002/中国=香港)
山の上に繋がるロープウェイから街並みを見下ろす。目を射るような水色の街。
ババロアのような柔らかな赤い唇に頬を寄せ、闇を這う風の中で二人で遊ぶ。
列車は遥かな場所まで君を連れ去り、僕は孤独の見え隠れする書庫に座ったまま、
旅の途中の玉響(たまゆら)に想いを馳せる。
(Linus)
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