コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アニーよ銃をとれ(1950/米)

明らかにおバカでダメな映画なのだが、振り切れ方が半端でなく、認めざるを得ないパワーがある。☆3.7点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







曲乗りも出来る射撃の女性名人など、幾つかの史実を土台にしているというから驚きだ。21世紀の感覚では100%「アウト!」な映画なのだが、田舎者達が一切の捻り無しでブチ抜く爽快さに、どこか<正解>を含んでいるのだと思わせてならない魅力がある。だからこれも一つの重要な問い掛けなのだ。

意外にイイ所を魅せるハワード=キールはどーでも良くて、兎に角ベティ=ハットンの振り切れ方が凄過ぎる。ダンスや曲乗り(本人??)で感嘆させた後、華麗なレディに変貌するのかと思いきや結局最後までド田舎者で押し切ったのにはマイッタ。

レニー=ゼルウィガーも『シカゴ』を演った体力がまだあったならジュディよりこっちに合ってそう。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。