[コメント] 復活(2001/伊=仏=独)
ロシアの背景から遊離しているイタリア語の台詞を聞きながら、ふと思ったこと。[有楽町スバル座]
原作を未読の分際で言うのもなんだが、21世紀の現代において、「ロシアが舞台の話を」そのまんまバカ正直に「イタリアで」映画化(元々TVシリーズだったものを再編集したらしいが)することに何の意義があるのかと思う。
黒澤明が『白痴』でやったように、イタリア映画ならイタリアの話に翻案するということは考え付かなかったのだろうか。ロシアの話をイタリア語で演じることの不可解さだけが残った。
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