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[コメント] 人間魚雷回天(1955/日)

自爆装置「回天」をまえに講義を受ける学徒兵の集団から物語は始まる。彼らの“命”は見えない手によって一括りに束ねられている。その呪縛を解きほぐすように物語は個々人の心情へと向かう。ついに喧騒から隔てられ取り戻した「個」は己の命の存在を自爆装置に刻む。
ぽんしゅう

孤独な自己確認だが、そのとき朝倉(岡田英次)は、すべての雑念から解放されたのだろう。

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