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[コメント] ヴェロニカ・ゲリン(2003/米=アイルランド=英)

さすがのケイト・ブランシェット。その演技力には毎回舌を巻きます。ただ今回の映画はJB氏的な「正義感の押し付け」がハナについた。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「ジャーナリズムの正義」「悪に屈しない、強靭なココロ」「報道の義務」とかの、アメリカ的な「わたしたちは正しいんだ!」というところが少しイヤだった。

だから少々度を越した行動すら肯定されてしまっている。たとえばヴェロニカがハッチ(修道士)を殺人犯で麻薬のディーラーだと決めつけ、報道をしてしまったことへの訂正とか、謝罪はあったか?。いくら嘘の情報をつかまされた結果だとはいえ、決定的な誤報である。実名が書いてないからって、書き放題だったら、タブロイド紙や、女性週刊誌と同レベルといわれても仕方ない。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ねこすけ[*] わっこ[*]

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