[コメント] ヴェロニカ・ゲリン(2003/米=アイルランド=英)
さすがのケイト・ブランシェット。その演技力には毎回舌を巻きます。ただ今回の映画はJB氏的な「正義感の押し付け」がハナについた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ジャーナリズムの正義」「悪に屈しない、強靭なココロ」「報道の義務」とかの、アメリカ的な「わたしたちは正しいんだ!」というところが少しイヤだった。
だから少々度を越した行動すら肯定されてしまっている。たとえばヴェロニカがハッチ(修道士)を殺人犯で麻薬のディーラーだと決めつけ、報道をしてしまったことへの訂正とか、謝罪はあったか?。いくら嘘の情報をつかまされた結果だとはいえ、決定的な誤報である。実名が書いてないからって、書き放題だったら、タブロイド紙や、女性週刊誌と同レベルといわれても仕方ない。
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