[コメント] リーサル・ウェポン 3(1992/米)
当時乱造されていた刑事モノの中でこのシリーズだけがダントツで好きだった。この三作目は冒頭から全く迷いがない。幕が上がっていきなり爆弾処理中、これが成立するのはリッグス&マータフかタカ&ユージくらいのもんだろう。
シリーズ特有?の何気に社会派なストーリは一作目の陰気な雰囲気よりも2作目以降の馬鹿らしく明るい雰囲気の中でこそ映えるのではないか。いや、正直ストーリなんてどーでもいいんだがテーマが社会的で主人公がネクラ、オマケに音楽がクラプトンのすすり泣くブルースギターなんて娯楽映画としちゃ臭すぎて観るに耐えない。
初期は陰気で説教臭かった黒澤映画は時代を経る毎に次第にエンターテイメント性を増していくが、このシリーズはその辺も良く見習っている。
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