[コメント] それから(1985/日)
漱石文学の傑作を異色俳優とシュールな映像を駆使して映画化。目だけで語らせる回想シーンが秀逸
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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小津映画が描いたお見合いへの反発という意味での笠さんの起用は面白いけど、 藤谷美和子は『ねじ式』の藤谷美紀ぐらいありえん。かといって他に推薦したい女優も思い浮かばないのだが・・・。 電車内のシュールな映像を見てつげ作品を連想したのだが、森田がつげ作品を手がけたら面白いと思った。
羽賀研二が意外と好演。「先生」と慕って背中に馬乗りになって肩を揉んだりして、同性愛を感じさせる。 「先生のように気楽に暮らしたい」などと語らせて羽賀自身みたいで笑った。
キネ旬1985年ベストテン
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