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[コメント] エノケンのちゃっきり金太(総集編)(1937/日)

本来の半分ほどに切り刻まれた作品であり、道理でギャグが少なく、コメディとしては物足りない。だが、ミュージカルシーンではエノケンの本来の芸が存分に生かされているように思えた。
水那岐

酒宴で円陣を組んで枕を投げ、受け取った者が歌を歌って続けるゲーム。「♪花は霧島、タバコは国分」「♪うちの女房にゃヒゲがある」など、少しも間をあけず唄い継いでゆくシーンは聴き物だった。

ギャグとして気に入ったのは、エノケンと中村の追いかけっこ。駕籠で追いつ追われつするのだが、だんだん駕籠かきの人数が増えてゆき、ついには自分の足で走り出してしまうあたり。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)tredair[*]

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