[コメント] らくだの涙(2003/独=モンゴル)
未開と文明との出会い。(06・4・21)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画は、フースの儀式で子供に乳を与えない母らくだに授乳させるまでの物語なのだが。「はじめてのおつかい」というシークエンスで県庁のある町へ電池を買いに行く所がある。途中で少年がTVのある家で「TVとゲーム」を体験する。帰ってきてから少年は「TVが欲しい」と長老に言う。「テレビなんかだめだ。一日中見てしまうからな」というような事を言う長老。ラストでパラボラアンテナを操って「映ったぞ!見に来いよ」とTVが来たところで映画は終わる。
なんと言ったら良いのか。らくだは「文明批評のダシ」にされただけというか。本当はモンゴル版『お早よう』が撮りたかったんではないかというぐらいだ。らくだよりもモンゴルの人たちの生活の方が興味深かった。あのNASAで使うようなパラボラはどこから手に入れたんだろうか。
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