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[コメント] 狼(1955/日)

生活に疲れた都会の男と女の群れが醸しだす不安と倦怠は、まさにロベルト・ロッセリーニヴィットリオ・デ・シーカの40年代作品群のそれと同質である。各自が抱え込んだ「やむにやまれぬ」感を過去へたどると敗戦という出発点にたどりつくからであろう。
(★4 ぽんしゅう)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)寒山拾得[*]

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