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[コメント] ポリス・ストーリー2 九龍の眼(1988/香港)

車は三菱、ショッピングセンターはヤオハン、カメラはキヤノンと、当時の日本資本無双の勢いを感じさせられる。
緑雨

幹線道路沿いのレストラン、遊具のある公園、クライマックスの廃工場と、ロケーションを活かしたアクションは相変わらず楽しいのだが、前作のこれでもかと言わんばかりのボリューム感と比べると物足りなく感じてしまう。ジャッキー自身、最後の発話障害爆弾男との格闘も押され気味で、ややお疲れ?

前半は前作から引き続いての敵役一味の嫌がらせがメインだが、後半は爆弾犯グループとの対決に焦点シフトし、両者は交わることもなく構成が噛み合っていない。

マギー・チャンの身体を張った痴話喧嘩、署長・警部との三段落ちは安定のお約束アトラクション。正午の犯行予告に向けて時計のカットが繰り返し挟まれるあたりのサスペンスはちょっと『真昼の決闘』を連想した。

(評価:★3)

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