[コメント] さすらい(1976/独)
素晴らしいシーンがたくさんあるのは認める。このダラダラ感が心地良く感じられるかどうかは好みの問題だと思うのだが、個人的にはイマイチ乗り切れなかったという感が強い。名作ではあるのだろうが、やっぱり3時間は長い、長すぎる。
ただ、映画の終盤で非常に感銘を受けた台詞があったので、ここに記しておく。
「強い欲望はある 女に対しての 女一般への欲望だ どんな女にも感じる
誰でも そうだろ
それを知ってる以上 自分をだましてまで 1人の女とつきあえない
女は いくらでもいるんだ
1人の女とだけ 生きるなんて」
「1人の女と一体になりたい
だが まず自分でありたい
それは譲れない」
「女と寝て 女の中に入ったとき
本当に一体だと感じ 一つの存在になれるのか
おれは孤独しか感じない」
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