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[コメント] 東京画(1985/独)

東京物語』から四半世紀を経た東京を訪れて撮影したフイルムを、さらに四半世紀を経て観る。面白い。
ぐるぐる

ヴィム・ヴェンダースが、この撮影当時の東京の「虚無的な喧噪」の風景に失望したようには見えなかった。

小津映画の「清々しさ」は、風景にあるのではなく人の心にある。だからこそ、小津の映画は風景を写したのではなく、心を写したのだと知れる。

しかし、やっぱり原節子に会いたかっただろうなあ。

(評価:★4)

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