[コメント] 炎と女(1967/日)
監督は吉田喜重、衣装デザインは森英恵、協力は文学座という当時のインテリたちが作った大手映画会社では通らない野心的な企画という印象。吉田喜重の哲学・美学は全編に渡って貫かれていて余裕ともいえる仕上がりだし、緻密に計算された画面の構図も素晴らしい。['06.5.14DVD]
木村功の神経質そうな感じは作品の世界観によくマッチしているが、岡田茉莉子の下世話な顔は、この神秘的な世界観には今イチ合っていないような。 ま、吉田夫人だからしょうがないか。
日下武史、北村和夫、細川俊之など文学座づくしのキャストは、勿論適材適所で良い仕事してる。
日下の妻役・小川真由美は、まだ新人の頃だから張り切ってるのかテンション高めの演技でビックリ。
DVDのメニュー画面のデザインが、最高にCOOL!!
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