[コメント] 旅立ちの時(1988/米)
万人にお勧めしたい素晴らしい映画だ。壊れやすい思春期のガラスのような容器に主人公はどうにか生きている。そこは自由とは一切関係のない世界だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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そんな、窒息しそうで不安定な逃亡生活の中で、彼が見出したものは、、。
繊細な主人公の心情を的確な演出でまとめている。揺ら揺ら動くその不安定な生活そのものを観客である我々も同時に体験することになるほど、この映画に入り込んでいってしまう。
リバー・フェニックスの永遠を見る眼の哀しさ、喜び、青春の一瞬の切り取られた時間、、。
改めて彼が今現実にこの世界にいないことを思い知らされる。こんな繊細な演技が出来る俳優だったんですね。
秀作です。
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